2021-12-22

光さす春へ

霜柱がたち、歩くとザグザグという音は楽しい!けれど、寒さはつらいなぁ(笑)

冬至を迎えて、寒さも本格的になります。

そんな寒さにも負けず、冬枯れの中ですくすく育つのは小麦。その生命力には驚かされます。

日に日に育つ小麦

葉ボタン、パンジー・ビオラの出荷も今年分はひと段落。気になっていたことを少しずつ片づけています。

年末のおそうじが気になる季節

農園では、『お掃除』と言っても箒ではいたり、ゴミを捨てたりする掃除以外に、

植物たちの枯れた葉を取り除いたり、困った雑草を除いたりする作業も『掃除』と言って、大切な作業のひとつになっています。

「待たせたね〜」「忘れたわけでないよ〜」

枯れた葉を取ると見違えます。この子は誰?

ハーブゼラニウム、ヒューケラ、オニスゲ、ポピー、プッドレアシルバー、黒龍…などなどのおそうじができました。

年明けに挿し木をするハーブゼラニウムも。

ハウスを見回っているときにバケツの用意がなくても、抜いた草や枯葉をすぐポイっとできるようにと、

エプロンにポットを下げている今ちゃん。そのかわいい姿と心遣いに感激!感激!

ビオラ育種のための選抜チーム

農園では、育種で「多摩の星空」「多摩の椛」「多摩の舞」と作出してきましたが、

丈夫で長く愛されるビオラにしていくために、さらにさらに準備しております。

社長が選んだビオラの親株を大きなポットに鉢上げしました。

選抜されたビオラを5寸ポットに鉢上げして
春の種取りに備えます。

そして、種まき、挿し木もつづく…年末年始。

ラッキークローバーの種まきを前に、種の殻を吹き飛ばして。(はるちゃん上手!笑)

日が暮れるのか本当に早くて、思いを残して作業終了ということも多くなりました。夏ならまだ作業できるのにと…(涙)。

挿し木が終わらない、思ったより時間がかかるなぁ、暗くなってきたなぁと思っていたら、

「あらっ明るい!」

小さなライトが吊るされていた。やってくれたのは天使か⁉︎〜いやいや、まるちゃんでした(笑)

まるちゃんはよく気がついて、ひらめく!

やってみたかったこともできました!

1ケース分には足らず、状態もよく、かわいい、半端に残った花苗がハウスに点々と残っています。行き先のなかった、それらを組み合わせて、ひとつのセットにしてみました。

ぽつんぽつんと残ってた子も、のんちゃんがセンスよく組み合わせて。わぁ素敵!

ハウスの外では、生産や出荷に使うケース類を整理して使いやすく並べたり、プラグトレーを消毒して、整頓したりもできました。

優先度からこぼれ、やってなかった、あれこれも。やってみたかったあのことも。年末にひとつ、ふたつと…やることができました。

ノルウェーでは、農場に妖精が住むという。秋田緑花農園にも、見えないところで頑張ってくれている妖精もいるようです。

冬至を前に柚子の収穫
柚子湯につかってゆっくりと休んでね。
『難を転じて福となす』〜南天

今年も花苗の生産を通して、みなさまに大変お世話になりました。ありがとうございました。

来る年がみなさまにとって、幸多いよい年でありますように。

スタッフたごく

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