陽ざしがまぶしい季節ですね。
日光をたっぷり受けてすくすく花茎の伸びた、スカビオサが見事です。
農園の秘密の場所では、翁草がひっそりと咲き、
更にふわふわの白髪おじいちゃんの種もできはじめています(故に翁草となむ言ひける)。
さて前回のブログで触れられていたコキア。
定植後、一部の苗がしおしおと元気がなくなりしなびてしまいました。
生き字引の社長曰く
「コキアは移植を嫌う。今回、発芽した芽が育ちすぎて苗同士の根がからみ、定植作業中に根をいためてしまったのでは?」
とのこと。なんと…!
ということでしなびた分は苗をあらたに植えなおし。
夏の人気者コキア、特に農園オリジナルの「ほうき草ポサリン」は、ふわふわの葉っぱの触り心地の良さに加え、独特の「まあるい形」がチャームポイント。
ところが、昨年はなぜか、丸くならずにろうそくの炎のごとき細長ーい姿になった子が多く出現してしまいました。
再び社長曰く「コキア同士の間隔が近すぎたためでは。となりのコキアに葉が触れると、それだけで細長く育っちゃう」。
な、なんと繊細な!
それから数ヶ月…、今回の定植でも、私たちはコキアの繊細さを思い知らされたのでした。
コキアよコキア、今年は元気に、まあるく育ってね。
スタッフふくだ