東京は桜が満開です。この時期、花曇りの日があることは多く、ざんねんな気もしますが、その分、花を長く楽しめるのかもしれませんね。
秋田緑花農園のゼラニウムも花盛りを迎えました。
農園の春のシンボルというくらい力を入れてきたゼラニウムですが、昨年、暖房費を抑えるため生産量を減らしました。とはいえ、たくさん作ってます!この時期に農園がお届けする大切な品種です!
新しいゼラニウムの魅力を見つけようと模索もはじめます。(ご報告がまたできると思います!)
斑入り葉が美しいアガパンサス
宮崎県の育種家、松永先生から譲り受けた斑入りアガパンサス「白晃蘭(びゃっこうらん)」です。(社長の育種師匠さんです。)
アガパンサスの株分けは、笑うしかないっていうほど大変な作業でした!根がこんがらがって絡み、まるでパズルのよう…それゆえに上手くほどけた時の喜びはクセになります(笑)。
鉢上げしてみると、花がなくても斑入りの葉が楚々として、そのままで美しい。
「もっと株分けして増やした〜い!」と思いましたが、一度花を見てからということで(涙)。
育てながら、斑の入りかたや株の大きさなどを観察して、栽培の方向を決めていきます。
寄植え、ブリコラージュ向きの小型なものが出てきたら、それを増やしたいと思っています。
少しずつ販売をしたり、タネニハ・ガーデンにも植える予定です!
アガパンサスもチドメグサも、実際に株分けをしてみて根っこがどうなっているのかわかり、とてもおもしろかったです。
「土に触っていると、心が落ち着くね〜園芸療法だわ!」と言いながら、根の絡み合いに笑いながらの作業となりました。
アースロポディウムの種まき〜
シックなブラウンのカラーリーフが魅力のアースロポディウム(アルスロポディウム)。昨年春、種を蒔いたが一向に発芽せず…
ハウスのベンチ下では、こぼれ種から元気に育っているのに…なぜ?私たちの頭に?を並ばせたアースロポディウム!
あきらめかけた頃に発芽。なんと半年以上かかってのこと。何が驚きって、よく処分しなかったな私たち(笑)。
低温にあたることが必要だったのです〜(冷蔵庫に保管してはあったのですが)
自然の中では、冬を越して春に発芽するという植物があるわけですから、考えてみたら当然のことでした。
今回、自家採取した種を低温処理しての挑戦です。今度は早く発芽するかワクワク楽しみです。
上のハウスでは、君子蘭が咲きはじめました。
小麦畑のある歩道を美しく!
小麦畑に沿った道は、桃色のシバザクラの道になります。
ゼラニウム、斑入りアガパンサス、君子蘭、育種ビオラ、小麦畑、芝桜の道、タネニハ…そして歩道の清掃などなど
未来につなぎ、大切にしていきたいもの。
スタッフたごく