2020-10-24

多摩の星空予約販売を開始します

秋田緑花農園〜タネニハより、いつもありがとうございます。10/26(月)10:00~より、秋田緑花農園オリジナル育種ビオラ「多摩の星空」の予約販売を開始いたします。

ビオラよりも小さい花のビオラ「多摩の星空」が咲いてきました。農園で花粉を掛け合わせ種を取った秋田緑花農園オリジナルのビオラです。

どんな花が咲いてくるか毎年不安を感じながら、この季節を迎えるのですが今年もかわい子ちゃん達がいっぱい咲いてくれました。そして紫に青みがかった、まさに星空のように吸い込まれる様な深い色が出てきてくれた事が今年一番の喜びです。

ここ2年ほど多摩の星空のシリーズの中に黄色や暖色系も加えたいと思い、色幅を持たせる選抜をしてきたのですが、ここにきてその成果が現れてきました。淡い色合いや明るい花色も是非見てほしいと思います。

形も新しい試みをしています。ここ数年流行であったバニー系の形とは違う丸っこい愛嬌のある花形です。種苗会社の花も丸いのですが、それとは違うタレ目顔をしているんです。じっと見つめていると何とも脱力系の顔をしている子が居るのが笑えます。

育種家の平塚弘子さんと出会い育種ビオラの世界に入り5年になります。沢山の人に支えて頂きながら続けてくる中で、やはり気になるのは花屋さんの声でした。花が小さすぎるとか、色が暗すぎるなど貴重な意見を参考に交配選抜を繰り返してきました。そのお陰で沢山の人が喜んでくれる花が咲いてきてくれました。その中で今年咲いてきた花を見て感じた事は、もう一度自分の表現したい色を大切にしたいなという感情です。

淡い色合いやアンティークな雰囲気の漂う花ももちろん綺麗だなと思うわけですが、最初に夢見た「日本の色」という原点にもう一度たち帰ろうと思っています。さてさて、これからどんな色になっていくのでしょうか、「たまちゃん」達の未来が楽しみです。

とはいえ、先程はも言った通り今年もとびっきりな可愛い子達が生まれています。そして今年しか出会えない子達も居ます。一期一会のビオラとの出会いをお楽しみください。