2024-04-04

春分 〜過ぎゆく季節と植物の変化〜

今年は陽気な春が全く気配がなく、寒さが続く日々。寒がりなので、こんなに暖かい日を待ち遠しくなったことはないなーと実感しています。

このブログを書く期間は、節気の変わる2週間なのですが、この2週間は何も書けず(正確には書く時間が取れず)、こうしてギリギリになってしまってます。

子供の頃は、春彼岸は毎年のように、お墓参りをしてました。働くようになってからはなかなか行けず、遠くから手をあわせ、少しのお花を飾る、それくらい。けれど今年はそれもできず、そんな暮らしをちょっとは見直しつつ、もう少し自分と向き合う時間を取ることを意識しようと省みています。

そういえば、昨年は何をしていたかなとスマホの写真を振り返るをこんな写真が出てきました!いつも農園の笑いと癒しをくれるこのお方。

暑い中、ビオラの受粉をしているようです(おそらく)。1年前にこうして、受粉させて、種をとり、蒔いて、育てたビオラたちがこうして今、目の前に(多くはもうお嫁にいきましたが)あると思うと、人の営みと植物の凄さを実感します。

このビオラさんは今年親株さんとして候補生だった方。アトリエ華もみじの店頭で咲いてくれてます。

そして、実感といえば、もう一つ。

3月の初めに、農園内の梅がまだ咲き誇っていた写真がありました。メジロがお花を食べにせっせと忙しそうでとてもかわいらしかったです。

メジロは小さ過ぎて写らなかったけど、10羽くらいいます。

そして、「春分」から「晴明」に切り替わる今日、梅は新芽を出し、小さな実をつけていました。

今年こそこの梅で梅酒をつけたい。今から待ち遠しいです。

季節が変わると、いつも思い出す歌詞があります。My Little Loverの「Hello, Again」に “夜の間でさえ季節が変わって行く”というフレーズ。

いつも目が覚めている昼間のことに目がいきがちだけど、私たちが寝てる間にも植物たちは変化し、時間は過ぎていくのだと、そんなことを感じた春分でした。

(スタッフ うがじん)

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