きょうは寒ーい雨。
先々週の雪で寒さも打ち止め、と思っていたのに
あわててダウンジャケットをひっぱりだして農園へ!
草木は衣服で調節できないので、じーっと寒さに耐えています…
…
花冷えな数日が続いても
季節のめぐりをちゃーんと感じ取った春の花たち。
ハウスの中ではあっちこっちで開花宣言です。
新芽もどんどん勢いづいてきているので、挿し木も大いそがし。
いきいき、ぷりぷりした葉を挿すのは
植物に「今だよ!今がぼくは元気だよ!」と言われた声を
ちゃんと聞き取れたような…わくわくとたのしい作業です。
挿し木の作業は、挿し穂をとってからなるべく短時間で
挿し、かつ保温トンネルに入れたいので、スタッフ3名体制で
リズムよくさっさっと作業を進めました。
斑入りランタナは、初夏にさわやかな白花と
美しい斑入り葉をたのしんでほしいなぁ…
苗を育てる時にとても大切なこと、
それはまずだいいちに
「仕上がりのイメージ(どんな草姿?ふんわり?すらり?濃い?うすい?枝垂れ?直立?こぶり?おおぶり?など要素は無限)」を想い描き
そのために「いつ、何をする必要があるのか?」を考えること。
この順番が大事なのだなぁということを
ちかごろスタッフ同士でもよく話します。
植物によっては年単位で準備調整が必要なものあり
季節をのがすと1年先送り…なんてこともあるので、アンテナを張って
植物の声をききながら、
生産計画をたてていきたいなぁと感じる春なのでありました。
ぼんやりしてちゃいらんねえや!
スタッフふくだ