2023-07-19

七十二候の植物「アジュガ」

温帯地域が原産で多年草のアジュガは、ガーデニングをする方にはグランドカバーとしてポピュラーなお花かもしれません。

常緑で、あらゆる場所で元気に育ちます。
耐寒性も強く、病虫害も少ないので、一度植えてしまえば手間もあまりかからないのが嬉しいですね。

春には、青紫色〜ピンク色のグラデーション豊かな花を咲かせます。
また、葉っぱも濃い紫色や斑入りなど個性があるので、お花が咲いていない時期もリーフとしても楽しむのもおすすめです。

秋田緑花農園で生産しているキャトリンジャイアントは、普通のアジュガよりも花や葉が大きく、葉の中心部は銅色となります。

今の時期は、サラダボウルに入れて美味しく食べれそうなハリのある葉っぱです。
秋冬はさらに色濃くなり、シックな大人の雰囲気を演出してくれますよ。

今年のタネニハガーデンでは、春には濃い紫色の華やかお花を咲かせてくれました。
ベンチの足元に深い紫色があるだけで、ガーデンに奥行きを感じられましたよ。
少しのポイントなんですが・・・いい仕事してます♪

ほふく茎でマット状に広がるため根は浅く、乾燥に弱くあまり日向には向きません。
シェードガーデンを華やかに演出するのにおすすめです。

なんだか木陰に広がるアジュガを見ていると、暗いところを照らす灯火のようです。
ロウソクのような小さな光が、思いがけず誰かの心をポッとあたためることもあります。

これからも続いてほしいなぁと思うような大切なことは、誰かと手を取り合って繋げていきたいものです。
横に横に広がるアジュガたちも、きっとその小さな灯火が、いつか誰かの助けになることを知ってるのかもしれませんね。

(秋田緑花農園スタッフ はんちゃん)

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