麦ふみ日和
今日は麦のおはなし。
農園では、ビニールハウスのすぐ隣の畑で、小麦の生産も行っています。
品種は「農林61号」。会長(社長のお父さん)と社長が、細やかに気を配って大事に育てている小麦です。
そして。広ーい小麦畑の一画で、”麦のある風景、土の感触、食べものを育てるということ、その他いろいろ…を、地域の方がた(特に将来をになう子どもたちに!)に感じてもらえたら”と、毎年数を重ねているのが、「私の麦畑ワークショップ」。種まきから収穫まで関わり、自分で育てた小麦粉を持って帰っていただく。楽しい美味しい、”五感で麦を楽しむ”約7ヶ月の連続ワークショップです。
今年も約20組の方々が参加くださり、11月に種をまいた小麦も順調に伸び。頃はよし!と昨日「麦ふみ」を行いました。
【麦ふみ】麦の芽がまだ若いうちに足で踏むこと。徒長を防いだり、根の張りをよくして、倒れにくい麦にすること。耐寒性が高まるとも言われている。
踏むのって、何だか楽しい。子どもも大人もわいわい賑やかに。
最初はこわごわ踏んでいた子も、最後の方は「もう(そんなに踏まなくて)いいよ〜」ってくらい夢中になって踏み踏みしてくれました(笑)。
麦ふみのあとは、だいぶ伸びてきた雑草とりも。
最後に、東久留米のパン屋さん「プチ・フール」さんが農園の小麦を使って焼いてくださったパンをお土産に。
スタッフIさんが、「この畑の麦がこのパンになるんだよ〜。」と小さなお子さんにパンをお渡ししたら、にぎりしめたパンと麦畑をいつまでもいつまでも交互に見ている、ちいさな横顔の可愛いこと。麦畑のあのあおあおした麦と、美味しいパンが、あのこの中でつながってくれたらいいなあ。
可愛い子どもたち(と可愛い大人たち)にたーくさんふんでもらった麦。これからの成長がたのしみです。
スタッフふくだ