暦の上でも弥生の声をきけば
いっきにぽかぽか日和の日が多くなります。
植物の土が乾くペースもだんだんに早くなり、
水やりもすこしずつ多めに。晴れた日の水やりは、水やりしているこちらも
とーっても気持ちよくて。
この季節、乾きだした植物に水がかかった瞬間、「ふわぁ~」と息づきはじめる気がします。
エリゲロンも、とうとう…最初の1花が咲きました!
さて毎年この季節に
海を越えてやってくるのはユニークな姿かたちのこの子たち。
「食虫植物・サラセニア」
サラセニアは、農園で育てている多くの苗と異なり
酸性の土が好きな植物なので、
オリジナルのサラセニア用土を社長が作るとか…
ガレージに行ってみましたら、お!、、もう作り始めてる。
かき混ぜているのは「ピートモス」。
寒冷地の沼に堆積した植物繊維でできていて、サラセニアの好きな酸性です。
購入したピートモスはカラッカラなので
前日から水を混ぜておいたのだそう!ふむふむ。なんかポクポクした感じですね。
保水力の弱いピートモスだけだと、すぐ用土が乾燥してしまうので、
空気や水を適度に保ってくれる鹿沼土を加えます。
ブレンドしたら、さらに水をまいて、、、
さらに混ぜる!ツイードみたいな良い風合いが出てきました。
ここに、米ぬかペレット(=嫌気性細菌)をブレンドするのが秋田緑花農園式。
配合比率は、去年いろいろ試験した結果、サラセニアの葉の
緑と赤みの発色が綺麗だったパーセンテージが決定。
混ぜ混ぜ混ぜ…
できあがった土、美味しそう♪
これなら元気に育ちそう!
早く植えたいです!!
2022年の春は後にも先にも一度きり。
春ならではのうきうきした気持ち、
新しい気持ち、わくわくする気持ちで
植えたり、水やりしたり、蒔いたり。
春を満喫しながら、楽しく頑張るぞ~。
スタッフふくだ