農たより（立秋の季節）

暦の上では秋の始まり「立秋」を迎えました。
まだ暑い日が続きますが、農園ではいつの間にかトンボが見られるようになりました。

やっぱり季節は秋、なんですね！
今の秋田緑花農園は、夏の風物詩である葉牡丹ブーケ定植ツアーの真っ最中。
日頃はこんなにお客さまがいらっしゃることはありません。
どことなく、農園全体が華やいだ雰囲気で嬉しいです。

今回のツアーの最初には、秋田さんから「暑い時は風を感じよう」というお話があります。
うーん・・・暑さ対策になったかはちょっとわかりません笑
先週と比べると、立秋を過ぎてから吹く風は、やっぱり時折秋を感じます。

それは以前も感じたことがありました。
あ、立秋を過ぎたから季節が変わったんだ。

それくらい、その時まで目の前の事しか見えてなくて。
そのころは季節を感じる余裕がなかったんだと思います。

世の中に認められるような大きなことをしなくても、ちょっぴり不器用でダサくても。
大袈裟かもしれないけれど、誰もが一日を生き抜く姿は美しい。
私が出会う人たちは、キラキラと輝いていて、目を細めたくなるくらいです。

それは私たちが育てるお花も一緒です。
小さなタネからこの世に生を受け、誰と比べることもなく、ただひたむきに与えられた場所で生きる姿に、いつも感動してしまいます。
そんな気持ちを思い出したくて、私たちは植物のそばにいたくなるのかもしれませんね。

みんなで植えた、葉牡丹の小さな赤ちゃんたち。
これから元気に成長する様子を見れるのが楽しみです♪

（秋田緑花農園スタッフ　はんちゃん）