2023-09-11
白露の植物「ジニア」
9/8より白露(はくろ)を迎え、暑さが少し和らぎ、だんだん秋らしい陽気も増えてきましたね。
秋のお花としてご紹介したいのはジニア。
メキシコ中心の南北アメリカ原産で、暑い時期にカラフルなキャンディーのような色とりどりの花を咲かせてくれます。
初夏から晩秋まで次々とお花を咲かせてくれるので、和名では百日草(ヒャクニチソウ)と呼ばれるほどです。
日本には江戸時代末期に伝わり、品種改良が盛んに行われました。
長く楽しませてくれるので、昔から日本では、仏花や花壇を彩るお花としても活躍しています。
お花もかわいらしいポンポン咲きから華やかなダリアのような大輪まで、バリエーション豊か。
眺めているだけで、なんだかウキウキしてきますね♪
ジニアは日当たりと風通しの良い場所で育てます。
暑さには強いですが、乾燥しすぎると花が小さくなってしまいます。
庭植えであっても葉がしおれるようなときは、たっぷりとお水をあげてくださいね。
長雨に当たると病気が出やすいので、鉢植えであれば、梅雨時期に軒下など雨が当たらない場所へ移動させます。
庭植えの場合は、泥のはね返りを防ぐためにマルチングをするのがおすすめですよ。
皆さんは、秋といえば何色を思い浮かべますか?
この時期に白って名前がつくのは意外だな?と思った方もいらっしゃるかもしれません。
実は、二十四節気が生まれた中国で馴染み深い陰陽五行論では、秋といえば白なんです。
秋の別名を、白秋(はくしゅう)と呼ぶのは、この五行が由来だそうですよ。
(秋田緑花農園スタッフ はんちゃん)
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