七十二候の植物「アースロポディウム」

アルスロポディウムともアースロポディウムとも呼ばれます。
和名では、小町ユリとも呼ばれるそうです。

小町＝評判の美しいお嬢さん♪という名前の意味があるそう。
その名前にふさわしく、初夏には小さなユリのような、かわいらしい白いお花を咲かせてくれます。

秋田緑花農園で育てているのは、カプチーノと言われる品種。
マットなアンティークブラウンの葉が特徴です。

鉢植え・地植え、どちらでも育てることができます。
お気に入りの鉢で、繊細は葉っぱやお花を楽しむのもいいですね。

繊細な葉っぱですが、こぼれ種で増える多年草。
地植えでグランドカバーのようにしたりするのもおすすめです。
その際は、場所のゆとりを持って育ててくださいね。

あまりに強い直射日光が当たる場所では、葉焼けを起こして変色してしまうことも。
木陰のような明るい日陰で育てていただくのがオススメです。

どうも、カプチーノは直射日光が当たるとブラウンが退色するとグリーンが濃くなるようですよ。
そんな美しい自然の変化も楽しみたいですね！

アースロポディウムの作品を探していたら、とても素敵な作品が見つかりました。
なんと、偶然にも秋田緑花農園で試作されたものを使った作品。

6年の時を経て、みなさんにご紹介できる日がくるなんて！
「いつかきっと」と信じた道を、試行錯誤しながら少しずつ歩みを進める。
植物の力を信じた、とても大事な数年でした。

（秋田緑花農園スタッフ　はんちゃん）