2023-04-05

『春には早い春もあれば遅い春もある』

どーも、こんにちは。

春風が気持ち良くて、なんだか眠くなる頃ですが
周りを見渡せば、すべてが色鮮やかで明るく活々としているように見えて、
なんだか心がパァッと開くような日々を過ごしております。

【麦畑】この木の下で休憩を取りながら作業する日がもうすぐ来るんだなぁ~、気持ちよさそう。

畑を見渡せば、青々とした麦が爽やかな風にゆらいで心地よさそうにしています。
農園内も草木や大地の香りがして、ふと懐かしい気持ちになりました。

というのも、昨年この季節にはじめて農園に来ました。
何を着たらいいのか悩む季節、緊張しながら恐るおそる農園へと足を踏み入れて
なにを話したかも覚えていないけど、あれから約1年が経とうとしているんだなーと。

昨年入社してすぐにさつまいもの作付けを行ったのですが
今年はその前の苗床づくりからやってハウス管理をしています。
現在無事に芽が出てきているところで、ひと安心です。

気付いたら本当にいろいろなことをやってきた一年で
今この農園で働いていることが生活の一部として当たり前になっていますが
改めてこのご縁に感謝しながら、農園坂で深呼吸する初心を大切にしようと思います。

農園内では二十四節気というものを意識しながら動くところがあります。
土を動かす時期、種を植える時期など、
さまざまなことがしっかり季節によって導かれているなぁと感じます。

もともとは農作業の目安にするために作られた季節の変化を表したもので
春夏秋冬をそれぞれ6つずつに分けられたものが二十四節気とのことです。

ちなみに今は「清明」で、あらゆる命が活々と輝く時期で
空も大地もすべてが明るく清らかで、燕が海を渡ってきたり、
雨上がりに虹がかかるのも、この頃とのことです。

確かに新生活が始まって、出逢いがあったり新しいことをはじめてみたり、
前向きに動こうとする感じってありますよね。


今、入居者募集している新築の女性限定アパートの「やなぎ荘」も残り2部屋となって、
そこのシェアキッチンスペースで開催するワークショップも今回で第3弾(本日公開)となります。
やなぎ荘も新たな風が吹いてきて、少しずつ地域の中に溶け込みはじめてきたのではないかなと。

<【ワークショップ】秋田緑花農園の小麦粉で世界のパンを作ろう!~ヨーロッパ編~

変化を楽しむ季節、それが春だとボクは思っています。
芽が出て、花が咲いて、なにかが新しくはじまるようなにおいがする頃、
今まさに再開した「芽ぶきショップ」にぴったりな時期なんですよね。

今回、清明について調べてみた中で
『春には早い春もあれば遅い春もある』という言葉がありました。
なんか素敵な言葉だなぁと思ったので、農園ダイヤリーに書いておきます。

では、すてきな新年度がそれぞれのペースではじまりますように。

スタッフ:たに

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