2023-07-28
農たより(大暑の季節)
一年のうち最も暑さが厳しく感じられる「大暑」を迎えました。
梅雨明け頃から一気に始まったセミの合唱が、より夏を感じさせます。
一歩外に出ると、ジリジリとした肌を焼く日差しが容赦なく降り注ぎます。
こんなときは、少しでも避けられるような涼しい場所がないかと、思わず探してしまいますね。
そこは動物たちの方が賢いようで。
農園の猫ちゃんは、時間帯によって寝る場所を変えて、無理することなく上手に涼をとっているようです。
このような時期でも、朝、けやきの森に囲まれている農園に入ると、少しひんやりと感じます。
それは、いつもは土埃に悩まされている舗装していない土やたくさんの木々の影が守ってくれているから。
昔見たTV番組で、なんで自然を守るのか?と問いに、
自然溢れる国の北欧の方の返答は、
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体の元気じゃなくなったら医者に頼るけど、心が元気がなくなった時は、自然が癒してくれるでしょ?
だから、自然を守るのよ。
当たり前に自然を大切にする意識に、当時はハッとさせられました。
でも、今はとてもわかります。
毎日、風に揺れる木々を見ていると、この木のそばに集まる私たちは守られているんだなぁと、なんだか不思議とホッとします。
農園では、いよいよ秋冬苗定番のパンジービオラや来週末より定植作業が始まる葉牡丹ブーケの種まきが始まりました。
ハウスの中で、細かく繊細な作業を行なってくれているスタッフの皆さん。
暑い中で大変な作業をしていても、毎日元気で健康!
これも、日々自然に向き合う私たちへの自然からのプレゼントなのかもしれないなぁと思います。
(秋田緑花農園スタッフ はんちゃん)
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