しっとり水気を帯びた空気の中で、植物がすくすく育つこの季節。
農園ではエキナセアやペンタスなどが可愛い花を咲かせています。
さてさて本日は、たね部の隔週の「回診」の日でした。
?回診とは?
農園では、週1から2週にいっぺん、部署ごとに社長と園内を1時間程かけて巡る機会があり、これが、通称「回診」。
(もちろん、イメージはあれです。「財前教授の総回診」!)
植物の状態を細かくチェックし、必要な作業を決めたりスケジュールを微調整するのがおもな目的で
今のところ、3つの部署ごとに、こんな感じでやっています↓
「たね部」回診 → 植物を増やすパート=挿し木や株分け、種まきについて。
「子そだて部」回診 → 生産中の植物全般の状態をチェック。
「おとどけ部」回診 → 出荷について細やかな調整を。
やはり生き物相手、机上で計画を立てただけでは十分ではありません。
(事件は”会議室”で起きてるんじゃない、”現場”で起きてるんだ!)
実際につぶさに見れば、葉の色が薄い(→肥料切れ?日光不足?)、葉に点々が!なんだか元気ない(→害虫?ウイルス?)など、微細な兆候が見えてきます。
やっぱり大事なのは、実際の植物に寄り添って
「こうして欲しい」を聴きとって
私たちができる最善を探る。
その、静かな地道な繰り返しなんですよね。
そしてそれが、この仕事ならではの大変かつおもしろいところでもあります。
「これ調子いいですね♪」「根がいい感じにでてますね♡」「えーーーー!これもやるんですか(ひや汗滝汗)。」「この挿し木もしたかったけど、どうしてもスケジュールに入れ込めない。…ムリです…あきらめましょう(涙)」「代わりに、親株をピンチして鉢上げして、次に備えて株を良い状態にしよう!」
など、など、本日も悲喜こもごもいろんな意見が活発に。
そうそう、社長の隠し持つ知識や技術を伝授してもらうことも多く、
回診の裏目的は、植物だけでなくスタッフの成長を促すこと!との噂も。
「回診」、農園の舞台裏のご紹介でした♪
スタッフふくだ