立秋の植物「カプシカム」
8月8日に立秋を迎え、暦の上では秋を迎えました。
今のこの暑さからは考えられない!と思うかもしれませんが、ぜひ風を感じてみてください。
天気の変化があるたびに秋らしい涼しい風を感じる日も多くなってきますよ。
だんだん秋が深まってくる、まさに秋の始まりの季節です。
この時期にご紹介するのは、カプシカム。
暑さに強い、熱帯地域原産の観賞用トウガラシです。
最近はカプシカムという学名でも見かけるようになりました。
夏には、かわいらしい小さな星形のお花を咲かせてくれます。
お花もかわいらしいのですが、花を咲かせた後のカラフルな実が特徴。
赤、黄、オレンジ、黒、紫など、バリエーション豊かです。
実の形も、ほっそり尖ったようなものから丸いミニトマトのようなものまで様々。
実を鑑賞して楽しむ植物ですが、葉っぱもバリエーションに飛んでいて、カラーリーフとしても楽しめますよ。
お花が咲いてから実を楽しむまで、長い期間楽しめるのが魅力ですね♪
日本では一年草として扱われることが多いですが、本来は多年草。
原産地のような暖かい場所や、日本でも温室では翌年も楽しめるようです。
鉢植えの場合は、日当たりと風通しの良い場所で育てます。
また、お庭に植える際は、加えて水はけの良い場所が最適です。
表面が乾いたら、たっぷりお水をあげてくださいね。
今年、秋田緑花農園で初めて生産しているのは、カプシカムハロウィンブラック。
人気のためすでにハウスには残っていませんが、きっと今の季節はほっそりした実をつけてくれていることでしょう。
シックな雰囲気の作品にぴったりな品種なんですよ。
そうそう!観賞用とはいえ、唐辛子はカプサイシンが豊富。
実を触った後は、目を擦らないように注意してくださいね。
目がしぱしぱする刺激的な秋の始まりになってしまいますよ!
(秋田緑花農園スタッフ はんちゃん)