2023-08-18
七十二候の植物「ネペンテス」
食虫植物の中でも代表的なネペンテス。
ウツボカズラという名前が一般的で、小さなひょうたんのような捕虫袋が特徴です。
熱帯アジア、マダガスカルなど、熱帯地域が原産のため、常に気温が15度以上になる環境が居心地が良いそう。
外で育てる場合は、20度を切るような時期になったら、室内に育てるようにすると良いですね。
直射日光には弱いので、真夏の強い日差しは当たらない場所で育てましょう。
根っこも張らず、乾燥にも弱い・・・
夏の管理がポイントのようです。
つぼ型の部分は捕虫器といって、葉が変化したものです。
中の液体のほとんどは水ですが、消化液が含まれていて虫などを消化することができます。
本来は、あまり土壌が豊かでない場所で育つ食虫植物たち。
元々は、足りない栄養を補填するために虫を取るようになったとか。
なかなか捕虫袋が育たないなぁという時は、窒素が少ないところで育てると、捕虫袋を多くつけてくれるようになるようですよ。
それにしても、自分がたくさん栄養を取れるような都合の良い場所を取り合うのではなく、自分がその場所に合わせて変化して、居心地良く過ごしてしまうなんて。
ほんと植物ってすごい!
植物を触れ合うだけで色んなことが学べてワクワクしますね。
(秋田緑花農園スタッフ はんちゃん)
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