2023-08-31

七十二候の植物「タカノハススキ」

みなさんは、秋の七草を知っていますか?
万葉集に載っている、山上憶良が詠んだ2首の歌にちなんで広まりました。

その中で登場する、7つのお花が秋の七草と言われています。

萩(はぎ)、葛(くず)、
撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、
藤袴(ふじばかま)、桔梗(ききょう)、
そして、今回の主役!尾花(おばな)=ススキです。

どれも秋によく見かけるお花ばかりですね!

秋田緑花農園で生産しているのは、ススキの中でも斑入りの葉が美しい、タカノハススキです。
鷹の羽のような縞模様のある、シュッとした葉が特徴。
和風庭園にもナチュラルガーデンにもぴったりな、秋の名脇役です。

とても強いので、日当たりのよい場所であえば、どこでも育ちます。
これから植え付けをするのであれば、日当たりと水はけの良い場所に植えてくださいね。

水やりは、お庭に植えるようであれば、あまり気にする必要はありません。
鉢植えの場合は、極端に乾かさないよう、土の表面が乾いたらたっぷりとあげます。

意外にも、けっこうお水は大好き♪
成長期の夏場は、1日1〜2回あげると良いです。
ススキの葉っぱが少し丸まってきたら、水切れサインです。

地植えでも鉢植えでも育てることができますが、大きく育つため、しっかりスペースをあけると良いですよ。

秋の七草は、春の七草と違って鑑賞して楽しむもの。
平安時代は、お花を眺めながら和歌を詠んでいたなんて、風流ですね!

今日は満月(スーパームーン)です🌕
ちょっと早めに、ススキと一緒に秋の夜を楽しんでみてはいかがですか?

(秋田緑花農園スタッフ はんちゃん)

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