七十二候の植物「コキア」

西アジア、中央アジアが原産のコキア。
ハウスの緑のもふもふした姿は森の妖精のようで癒されます。

一年草で、鑑賞期間が長いのも魅力。
緑のふわふわから秋の紅葉シーズンまで長く楽しめます。

多湿は苦手なので、庭植えではほとんど水やりの必要はありません。
鉢植えは、多湿にならないよう、土が乾いたらたっぷりと水をあげてくださいね。

コキアは、別名「ホウキソウ」などと呼ばれます。
その名の通り、昔は乾燥させて草ボウキの材料として使われていたとのこと。

農園のお母さんのレイコさんにお伺いしたら、秋田家でもやっぱりコキアで草ボウキを作っていたそうです。

また、コキアの種は、畑のキャビアと言われる「とんぶり」なんですって。
皆さん、知ってましたか？

紅葉を楽しむ観賞用にもなれて、ほうきにもなれて、食べ物にもなれる。。
想像以上に波瀾万丈な植物生（？）です。

あるアメリカの俳優さんの言葉によると
「幸せな人生の秘訣とは、変化を喜んで受け入れること」
だそうですよ。

私も、ちょっとした変化を楽しめる生き方をしたいなぁと思います。

（秋田緑花農園スタッフ　はんちゃん）